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2019年12月02日

綿から糸を紡いでみた

今年は綿の栽培もしました。種をまいたあとはほったらかしで、花が咲いて、実がなり、実がはじけると綿が出てきます。

さて、この綿をどう利用すればよいのか?

https://edaymaido.osakazine.net/e707144.html

と思っていたら、市の広報に綿から糸を紡ぐ教室が開催されるとののことで、参加してきました。

会場は、高槻城址公園内の歴史民俗資料館という旧商家を移築した建物

綿から糸を紡ぐ教室なんて参加者がいるのかと思ったら、親子連れなど多数の人でにぎわっていました。

最初に綿から糸になる工程の説明があった後、順番に作業していきます。

最初は、綿くりといって、綿と種を分離します。
綿くり機の木製のローラーに綿を押し当てると、綿だけが反対側に出て、種だけが手前に残ります。

綿くり

次に綿打ちといって綿の繊維をほぐしてふわふわにします。

綿打ち

ふわふわになった綿の上に糸を置いて軽く引くと、あら不思議!糸に引っ張られて、綿が糸状になって出てきます。

これにより(ねじり)をかけて丈夫にして糸にします。

よりをかけるのに使うのが糸車ですが、大きな輪に糸を巻くのではなく、細い軸でよりをかけて糸を巻き取っていきます。大きな輪は細い軸を速く回すためのものだったのです。

意外!!

糸紡ぎ

三工程の中で最後の糸を細く紡ぐのが難しかったです。糸車を回す速さ、綿の引き具合、微妙な力加減で太くなったり、切れてしまったり。途中で細くなったり太くなったりしながらも、とりあえず糸が紡げました。

紡いだ糸

糸紡ぎは、昔話しにも出てくるようなポピュラーな作業だったのですね。この難しい作業をこなしていた昔の人はすごいなあ!


<たぬきの糸車>から

掃除をすませたおかみさんが、かまどでご飯を炊いていると、
 キイカラ、キイカラ
と、糸車の回る音がしてきました。
「おやっ?」
 そうっと座敷の方を見たおかみさんは、息をのみました。
「タヌキだ」
 いつの間にやって来たのか、タヌキが上手に糸車を回して糸をつむいでいたのです。
 キイカラ、キイカラ

(引用元:福娘童話集  http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/03/03.htm より部分引用)


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Posted by びば  at 09:09   │  comments:(0)  │   ブログ



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